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フォトウェディングとは?

フォトウェディングとは?

新型コロナウィルスの流行により、現在3密を避けることが望まれるなか、人が集まることが難しく、披露宴やパーティーの開催も悩ましいところです。そんななか注目されているのが、フォトウェディングです。ここではフォトウェディングについて、そのメリットやデメリット、注意すべき点についてみていきたいと思います。

フォトウェディングとは

近年結婚式は派手婚ではなく、小さな結婚式へと移行している傾向にありますが、なかには経済的理由、セレモニーをしたくないという理由で結婚式や披露宴を行わず籍だけ入れるカップルもいます。

入籍のみで何もしなかったカップルで、後々結婚の証が欲しかったという後悔の声も聞かれています。様々な事情により価格は抑えたいけれど、花嫁衣裳を着て人生の晴れの日である結婚式の思い出を形に残しておきたい人には、フォトウェディングという選択肢も考えられます。

なお、現在フォトウェディングは結婚するカップル全体の13.5%くらいを占めているようです。

フォトウェディングの撮影場所

フォトウェディングではどういった場所で撮影してもらえるのか、気になるところです。フォトウェディングの撮影場所は、式をしたような気持ちになれるチャペル、海、寺社仏閣、日本庭園、外国庭園、公園など様々な場所を選べるプランとなっています。動物好きの人には、動物園や水族館またはペットと一緒に撮影できるものもあります。

また二人の思い出の地での撮影も可能であったり、費用は高くなりますが、水族館で写真撮り放題というプランもあり、各社が独自のフォトウェディングプランを打ち出しています。

一方天候に影響されず撮影ができるスタジオ撮影も存在します。予算との兼ね合いもありますが、撮りたい写真イメージを想像してお気に入りのロケーションを選択して下さい。

フォトウェディングにはどんなプランがある?

結婚式や披露宴はなしでも、新婚旅行と結婚指輪だけはというカップルが多いため、ヨーロッパやハワイ、グアムなど海外の新婚旅行先で撮影をするものがあります。また親族にも晴れ姿を見てもらえるよう、簡単な食事会とセットにしたものも存在します。

和装のみ、洋装のみ、和装+洋装から選べるプランもありますが、京都で和装撮影、沖縄で洋装撮影も人気です。和装は特に婚礼でしか着ることができないため、和装を希望される方もいます。

プランにより、メイクやブーケやアクセサリーなどの小物つき、カット数は何枚でデータももらえるか、自分のカメラでも撮影OKかなど異なるため、気に入ったプランがあればまず見積を取り、そのプランに何が含まれているか事前によくチェックしましょう。

フォトウェディングではどんな衣裳が選べる?

会社によっては常時1,000着以上のドレスが用意されているところもあるようです。和装、洋装どちらのスタイルが希望か、何着のなかから選択可能か、何着着用できる価格かしっかり下調べをしておきましょう。

見積時に提示される基本料金では、選べるドレスの質があまり良くなくて、希望のドレスを選ぶにはオプション価格となる会社もあります。見積金額で選べる衣裳に自分の気に入るものがあるのか、無料試着会などの際に予め見ておくと良いでしょう。

フォトウェディングのカメラマン

フォトウェディングにおいて、カメラマンの腕やセンスは非常に重要です。事前に担当カメラマンのこれまでの作品をインスタグラムなどでチェックしてテイストを確認しておくことをおすすめします。

希望いっぱいにフォトウェディングに挑み、100枚撮影してもらったものの、カメラマンの技術が素人のようで、使える写真がほとんどなかったという報告もあります。そのカメラマンがどれくらいの経験があり、どのような実績があるのか、事前に調べておくことが肝要です。

フォトウェディングは事前の準備が結婚式や披露宴をするのと比べ、簡単であるのが魅力ですが、カメラマンや次に見ていくヘアメイクは成功の明暗を分けると言っても過言ではありません。そこは妥協せずに事前に相手とポーズやイメージを考えておくと失敗がないでしょう。

フォトウェディングの ヘアメイク

カメラマンの技術やセンスと同様、ヘアメイクアーティストとの相性も非常に重要です。婚礼の専門家だからお任せすれば安心ということはありません。美容師スタイリストと同様、アーティストによりセンスが全く異なります。

せっかくお気に入りの衣裳を見つけていざ撮影となっても、ヘアメイクが決まっていないといくらカメラマンの腕が良くても台無しです。人によってはアーティストの化粧が濃いと感じたり薄いと感じたりするでしょう。眉の形や前髪ひとつでも印象が全く変わります。年配のアーティストの場合一昔前の化粧で古臭い感じになることもあります。

後悔しないためには、お任せではなく自分のなりたいイメージをしっかりと伝え、自分である程度希望のメイクを見てもらい相談するなど、この準備はしっかりされることをおすすめします。結婚写真は一生ものです。お気に入りの一枚を飾れるように、下調べや事前打ち合わせはしっかりとしておきましょう。

ダイエット

フォトウェディングが安いとはいえ、5万から20万以上の出費がかかります。せっかく撮った写真が気に入らないという声のなかに、体形や肌のお手入れが不十分だったという報告があります。

新郎がサプライズでフォトウェディングプランを用意していることがあるようです。この場合新婦は事前に聞かされておらず、それならばもうちょっとダイエットしておけば良かったという後悔が寄せられています。

新郎が新婦を喜ばせようと思って用意したフォトウェディングもこうなると残念な結果となりかねません。サプライズとするよりも、二人でどんな写真を残したいかしっかり話し合い準備することが大切でしょう。

フォトウェディングと前撮りの違い

フォトウェディングと間違われやすいのが結婚式の前撮り(ウェディングフォト)です。

前撮りは結婚式を挙げることが決まっていて、その前に先に写真を撮っておくことをいいます。フォトウェディングが結婚式を挙げないことを前提としているのに対し、前撮りは結婚式を挙げることを前提としている点で異なります。

フォトウェディングのメリット

フォトウェディングのメリットは以下です。

二人でできる

値段も安価なため、両親に出費してもらうことなく、自分達で行うことができます。両親や親族にも参加してもらえるプランもあり、最低限の金額で思い出を形に残すことができます。

手軽に行える

結婚式や披露宴は事前打ち合わせにとても時間がかかりますが、それに比べフォトウェディングでは打合せは最小にすることができます。最短1日の打合せで撮影できるところもありますが、必要な打合せを省き準備をしっかりせず臨むと失敗することがあります。価格の内訳やサービス内容、カメラマンやメイクアップについてなど、確認すべき項目はしっかりと事前に調べておいて下さい。

40代以上であったり、再婚の場合は式を行わず簡単に済ませるカップルも多く、その場合もフォトウェディングは手軽で最適といえるでしょう。

花嫁衣裳が着れる

一生に一度の花嫁衣裳を着たいという女性は多いのではないでしょうか。フォトウェディングでは安い価格でその想いが叶い、写真にその姿を収めておくことができます。

セレモニー感を得ることができる

セレモニーは苦手でも、結婚したという節目が欲しい場合、結婚衣裳に身を包むことで結婚したということを実感することができて気持ちも引き締まります。二人だけまたは両親のみで行った場合も、親族や知人友人にも挙式を行った時のように写真を見せることもできるのも魅力です。

妊婦にも対応できる

新婦が妊婦である場合、式を諦めるケースが少なくないようです。その場合もマタニティ対応ドレスまで衣裳も充実しているので、あえて妊婦時の写真を思い出に残しておくことができます。

フォトウェディングのデメリット

フォトウェディングのデメリットは以下です。

結局高くなった

グレードアップすると課金されるシステムになっていることが多く、納得いくものを選ぶと結局割高になったということが聞かれます。メイクや着付けなど何がセット価格についているのか、事前にしっかり確認しておきましょう。何着レンタルの価格か、何枚撮影の料金か、追加料金を払わなくても気に入った衣裳があるのか、小物・ヘアメイクはついているのかチェックしておいて下さい。

無料試着体験や期間限定プラン、特典なども要チェックです。撮影場所が複数であったり、遠方だと費用がかさむ傾向にありますので、最初にしっかりと予算を立ててから選択しましょう。

イメージが違った

カメラマン、メイクさんの技術や相性はとても重要です。事前カウンセリングが丁寧なものを選ぶようにしましょう。なかには事前メイクリハーサルをしているところもあるようです。手軽さが魅力のフォトウェディングですが、失敗して後悔しないためにも、必要な調査や打合せはしっかりと行うようにして下さい。

安さに気を取られた

衣裳や小物が写真と違い安っぽくて残念だったという体験談があります。最初に3万ぐらいの安さをうたったプランは、標準料金での質があまり良くなくて、結局追加料金を取られるということがよくあります。後悔しないためにも、質にも気を付けて選びたいものです。

天候に左右された

フォトウェディングでは様々なロケーションが選べるのが魅力ですが、屋外の場合天候に左右されるという問題があります。雨天の場合の対応なども事前に確認しておきましょう。

フォトウェディングの相場

おおよそ10万円といわれています。一般的な結婚式では300万から400万近くかかるものがあると考えると、とても安くで済みます。しかし様々なオプションプランが用意されていて、40万近くのものまで幅広く存在します。

基本料金の安さが魅力でフォトウェディングを選んだのに、後から良いものを見せられて結局蓋を開けると、出費がかさんだということのないように、最初に予算をしっかりと決めてから打合せするようにしたいものです。

ロケーション撮影

15万円~20万円。

動物園、写真撮り放題、水族館 約33万

スタジオ撮影

10~15万円。

写真+食事つき

20~40万円。

フォトウェディング当日までの流れ

1.希望の撮影日を決める

2.WEBまたは電話で相談の予約を入れる

業者によりプランも内容も様々なので、何社かに問い合わせや予約をしてみることをおすすめします。

3.何社か見積をしてもらい、業者を決める

この時にセットに含まれるものの確認や追加料金についてもしっかりチェックしておきましょう。

4.打合せをする

業者が決まれば撮影前の打合せを行います。1日で済むことを謳ったものもありますが、この打合せがとても大切ですので、しっかりと希望を伝え打合せをしておきましょう。

5.撮影当日

撮影当日は着替えやメイクに1時間程度かかります。撮影は何着着用かで時間が変わりますが、1着1時間程度かかります。ロケーション撮影の場合雨天時は延期かスタジオ撮影か、どのようになるか事前確認しておきましょう。

6.写真お届け

撮影から約2週間から1か月で写真がお手元に届きます。